パワハラの脅し文句の「辞めてしまえ」 法的な観点で考えてみる

猿

会社は働く人を簡単に辞めさせることはできません。

やむを得ず、辞めさせる場合は解雇要件が満たされなければ辞めさせることができないことを知っておきましょう。

パワハラ上司は「お前なんか辞めてしまえ(辞めてもらって結構だ)」「お前は明日から会社に来るな(もう来なくていい)」「お前なんかいらない」「お前なんかクビだ」といいますが、健気で真面目にはたらく人はこのような言葉にショックを受け悩んでしまう事が多いのです。

でもこの脅し文句を真に受けて辞めることを考えてしまう事はありません。法律で決められたルールを知っておき冷静に対処することが大切です。

 

 

会社が働く人を辞めさせるのに合理的な理由がいるのは何故か?

正当な理由

会社が「働く人を辞めさせる」というのは、その人の生活手段を絶つ行為なので「辞めてしまえ」といったぐらいで辞めさせるというのは明らかな「権利の濫用」になります。これは労働基準法にもルールとして明確に記載されています。

 労働基準法第十八条の二 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして無効とする。

 

 

「辞めてしまえ」「明日から来なくていい」と言われてしまった

あなたはクビ

パワハラ上司から「お前なんか辞めてしまえ(辞めてもらって結構だ)」「お前は明日から会社に来るな(もう来なくていい)」「お前なんかいらない」「お前なんかクビだ」と言われて次の日から会社に行かなくってしまったりしてはいけません。この場合、職場放棄とか無断欠勤に該当させられ、パワハラ上司からすれば正当な解雇理由を付けることが出来るようになってしまいますので注意が必要です。

「お前なんか辞めてしまえ」なんて言われても正当な理由もなく辞めさせることは出来ませんし、こういった言動が毎日続くようならば退職強要にもつながり違法である事を分かっていればひるむ必要などないのです。

⇒「お前なんか辞めてしまえ」は退職強要というパワハラです。よろしかったらこちらの記事もご覧下さい。

 

 

「お前なんか辞めてしまえ」と連日にわたり続くようならしっかりと証拠を取る

カセットテープ

パワハラ上司から「お前なんか辞めてしまえ(辞めてもらって結構だ)」「お前なんかクビだ」と毎日言われ続けるのは退職強要に該当し違法であると述べましたが、ではこのようなトラブルに遭遇したらしっかりと証拠を取ることが大切です。

具体的には弁護士や労働組合といったところに相談する際にメモや音声による記録を残しておくことです。

⇒よろしかったら証拠の重要性についてはこちらの記事をご覧下さい。

 

「お前なんか辞めてしまえ」と言われ続けても絶対に自分ひとりで悩んだり、自分を責めたりすることは絶対してはいけませんし、だまって耐える必要はありません。

本当に困ったときは専門の弁護士に相談しましょう。必ず力になってくれます。

もし弁護士に相談したい場合は、以下のリンクから相談してみてください。




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