パワハラ受けたら使うボイスレコーダーはコレがおすすめ

パワハラを受けてしまったとき、詳細なメモや音声の記録を残すことは弁護士に相談するときだけでなく、裁判に発展したときは強力な証拠になります。
最近のボイスレコーダーは大変性能が良くなっていてパソコンにデータで保存することも可能です。また、手書きのメモと違ってパワハラ上司から「どのような暴言を吐かれたか」「執拗な攻撃があった事実」についてその場の雰囲気もよく伝わるので是非使うべきツールです。
でも、ボイスレコーダーといっても様々な種類がありますので「どれにしたらいいかわからない」という方が多いのではないでしょうか?
相手にもっていることを気付かれないものがいい
証拠の収集をする際に「音声をとる」ことについては相手の承諾を得る必要がありません。
民事訴訟においては音声の記録の有効性について「承諾の有無」を理由に認められないということはあり得ません。
もし、音声で記録を残すのが不安な方はこちらの記事もどうぞ
思いっきり「ボイスレコーダー」という形のものは、パワハラ上司の目の前に置くと警戒されるだけでなく、取り上げようとするかもしれません。
何せ見た目が思いっきり「ボイスレコーダー」の形なので・・・。
どうせ使うのなら相手に持っていることを気付かれないボイスレコーダーを使うといいでしょう。
相手に気付かれないのはペン型がいい
私もパワハラにあった事があります。いざという時に訴える手段に出ることに備え、証拠を残そうと考えたのです。始末書を書けと強要されたときは、その写しをとっておいたり、暴言を吐かれたときは手帳に「○月○日」「○時○分」「オフィスのどこで」「パワハラ上司に言われた言動」「その日の天気」「周囲に誰がいたか」をメモに残し、音声記録も1カ月以上は残しました。音声記録を残す際に私が使ったボイスレコーダーはペン型のものです。
普通のボイスレコーダーはワイシャツの胸ポケットに入れると形で分かってしまいますが、ペン型のボイスレコーダーの場合はスーツやワイシャツの胸ポケットに入れていても違和感がありません。
また、録音のON/OFFのスイッチもわかりやすくできていて使い方も簡単です。
1日の言動が記録出来たらパソコンにデータとして保存します。これを1ヵ月続ければ立派な証拠となります。
音声の記録を取ることは自分の身を守るためのやむを得ない方法
「とはいえ、音声を相手の承諾を得るのはちょっと」と考える方は「ちょっと待った」です。
もし、パワハラを受けている状況だとすると被害者の人は「正に今、自分自身の人格の崩壊に直面している」状況にあります。「やらなければやられる」状況なのです。
そう考えてみると音声の記録を取ることは「自分の身を守るためのやむを得ない方法」と考えます。
もし、本気で悩んでいる方は我慢し続ける必要はありません。
一日でも早く証拠作りをし、弁護士に相談しましょう。
記録を用意して相談すれば更にスピーディーな解決にもつながります。