執拗に何回も「始末書を出せ」というパワハラ上司から迫られた場合 提出しなければならないのか

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執拗に何回も「始末書を出せ」と迫るパワハラ上司がいた場合、これに応じる必要はありません。

人間、誰にでもミスはあります。パワハラ上司は、そのミスがたとえ些細なものであっても攻撃の手を緩めることはありません。

それに乗じて何べんも「始末書を出せ!ゴルァ!」と強要します。

パワハラ上司が始末書を取る目的は「相手に反省をさせ戒める」というよりもその人を辞めさせるための証拠作りです。

 

始末書は懲戒処分としての性質がある

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始末書は本来、はたらく人がミスを犯してしまった際にみずからの非を認め、反省の気持ちを込めて「申し訳ありません」という謝罪の意思表示をするために提出するもので懲戒処分としての性質があります。しかしながら、現実的には会社側が事実関係の顛末についての報告を求める顛末書に近い「始末書」もあります。これには本人の意思や責任が含まれないものとして提出を命じられることもあります。

 

パワハラ上司の始末書の書かせる手口

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パワハラ上司は部下に対して「始末書」を書かせる際、「 今回はすみませんでした。今後このようなことはいたしません」と書かせるだけでなく、ひどい場合は「今後このような事が生じた場合は退職して責任を取ります」と一筆とったり、始末書とは別に「日付を空欄にした退職届(辞表)」といったものを書かせたりします。こうしてパワハラ上司は「気に入らない」部下を完全に排除できるように用意周到な準備をすすめるのです。

このような行為は退職強要であり違法です。 ⇒退職強要について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

 

始末書の提出に強制力はない。納得できない場合は拒否しても問題ない。

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はたらく人が間違いを犯してしまった場合、会社から懲戒処分として提出を求められることはあります。が、これは自分の意思で非を認めたことに対して提出するものであるので強制力はないということを頭に入れておいた方がいいでしょう。パワハラ上司は「相手が非を認めていない」のに無理矢理「非を認めさせて」提出を強制します。このような事は人間の内心の自由を侵すものであり許されるものではありません。当然、内容に納得できない場合は拒否しても問題ありません。

 

拒否しても執拗に強要され始末書を提出してしまったら

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始末書を自分の意思に反して提出させられたり、パワハラ上司の意に沿うように始末書の書き直しを命じられたらその始末書を提出する前にコピーをとって後日の証拠として保管しておきましょう。また、執拗に始末書の提出を求められた状況についてメモや音声の記録として残しておくとベターです。

ミスは誰にでもあるもので反省は必要ですが、パワハラ上司が働く人を辞めさせるための証拠を作る必要はありません。

パワハラ上司に立ち向かうための証拠作りをしっかりと準備する事が必要です。

もし、このブログを読んで真剣に悩んでいる方はひとりで悩まず弁護士に相談しましょう。必ず力になってくれます。

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