会社の友人からパワハラの相談を受けたらどうする?

友人から相談を受けた時どうすればいい?
ある日、あなたの携帯に友人から電話がありました。
友人「ねぇ、ちょっと相談があるんだけ今電話大丈夫?・・・。」
あなた「どうしたの?」
友人「実は会社でパワハラを受けているんだけど。」
さあ、あなたなら友人から電話でこのような相談を受けた場合にどうしますか?
まずはちゃんと相手の話を聞く事が重要
このような場合、相手の話にきちんと耳を傾ける事が重要です。きちんと耳を傾け話を聞く事は友人との信頼関係の構築につながります。相手は相当精神的に追い詰めらている状態なので間違っても相手の話を妨げて自分中心の話題にもっていったりしない事です。間違っても相手に「そりゃ、あなたにも原因があるんじゃないの?」とか言って追い打ちをかけるような事は絶対に言ってはなりません。その一言で友人は自分を責めてしまったりして悪い方向に行くおそれがあります。
話を聞く上で大切な事
相手の話を共感を持ち聞く事です。友人があなたに相談した場合、きちんとした態度で話を聞く事で不安定な心の状態が徐々に静まっていくのです。もし、相談を受けた場合、あなたがカウンセラーでなくとも以下の事を意識して聞くだけで相手の不安を和らげる効果があります。
1.話を聞く時に相手のペースに委ねる。
2.話を途中で妨げない。
3.相手の話を引き出せるよう相槌を打ったりしつつ質問したりする。
4.善悪を判断せず、自分の価値観を押し付けたりしない。
5.相手の感情を理解する(共感を持ち話を聞く)
6.相手が安心するよう努め話を聞く。
パワハラを受けている場合、友人はどうしたらいいか本当に悩んでいます。相手の気持ちを尊重し接する態度が必要です。
これだけは絶対に言ってはならない一言の例
もし、あなたが友人から相談を受けた場合、言ってはならない一言を言ってしまった場合、友人はあなたに対し「裏切られた」「もう二度と相談できない」という感情を抱いてしまうでしょう。それだけはなくパワハラを受けた心に更に深いダメージを与えてしまいます。以下の言葉の例は絶対に言ってはならない一言の例です。
「それって気にしすぎじゃないの」
「大したことないでしょ、みんな経験しているよ」
「嫌なことは時間が解決するよ。忘れた方がいいね。」
「パワハラを受けたというけどそもそも自分にも非があるのだからしょうがないんじゃないの」
「いい大人なんだからそのぐらい我慢しなさいよ」
「もう少し相手と上手にコミュニケーションを取ればそういう事にならないんじゃない」
精神的に参ってしまっている人にこれらの言葉をかけては絶対ダメです。これらの言葉によりパワハラよりも強大なダメージをその人の心に与えてしまう可能性が大です。相手の立場に立って共感し話を聞くという態度で接する事が大切です。