パワハラははたらく人や職場にどのような影響を与えるのか

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パワハラははたらく人にどんな影響をあたえるのか?

パワハラは、職場ではたらく人の尊厳であったり人格を傷付けてしまう行為です。

パワハラをしてしまった人には悪気はないのかもしれませんが、それを受けてしまった人は大変です。

職場の中で孤立してしまい、どこにも味方がいない、家族にも話せないといった苦しみに会う事が多いです。

筆者もその経験があるのですが、こういった状況で働き続けているとだんだん自分に自信がなくなり、今までにはなかった軽微なミスが増えてしまい、更にパワハラが悪化、生きている事さえつらくなってくるのです。

例えば、「お前はここがだめだ」ぐらいならまだましなのですが、事あるごとに「お前は何をやってもだめだ」と毎日否定され続けると「自分はだめな奴だ」と思い始めます。更に軽微なミスをするごとに「自分はやっぱりだめなんだ」と思い込んでいくようになります。

このような循環で精神的な攻撃が継続した場合、体調の不調があらわれたり、こころがうつ状態を超え、うつ病へと発展してしまったりします。これが休職や退職につながってしまったり、これが重度になると自らの命を絶つ行動に出てしまうケースもあります。

 

職場環境はどう変わる?

パワハラは受けている人だけではなく周囲の人にも悪い影響が出ると言われています。見て見ぬふりをする人もあらわれますが、そういった人たちは自分がそのような被害に遇わないようパワハラを受けている人と関わりをもたないようにするので職場の人間関係も悪化します。

パワハラが起きてしまっている職場は、それを受けている本人だけではなく周囲の人も緊張を強いられている状態にありストレスも増大、

結果として勤労意欲もそがれ、職場の雰囲気も悪くなってしまいます。

 

パワハラは当事者間の問題ではない?

会社には働く人の安全と健康に配慮する使用者の「安全配慮義務」があります。

労働契約法第5条では「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と明記されています。

パワハラは生命や身体等の安全が脅かされている状態であり、それを放置するということは安全配慮義務違反に該当しますのでもはや当事者間の問題ではなく会社もその責任を負うことになるのです。

パワハラを受けている人の苦痛はその人とパワハラをしている人との当事者間のみの問題ではありません。他人事で済まさず、相談できる職場環境づくりをしましょう。また、労働組合がある会社の人は組合の人に相談してみることも解決への一歩となります。

 


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